ターク県奨学金授与式を開催しました!

昨日(6月3日)、ターク県奨学金授与式を開催しました。会場となったターソンヤン・ウィタヤーコム学校に、中高生と大学生合計223名が集まり、奨学金を受け取りました。

ターク県の奨学生たち

ターク県の奨学生たち

ターク県ターソンヤン郡の公立校に通う貧困世帯の生徒たちが、奨学金支給の対象です。ミャンマー国境と接する同郡では、少数民族カレン族の人たちが暮らす地域で、未だタイ国籍がない人たちも多数暮らしています。電気が通っていない村も多く、夜はロウソクを灯して子どもが宿題をする世帯もあります。

カレン族の村の様子

カレン族の村の様子

奨学金を受け取って2年が経つジャカポン君(高校3年生)は、「4人兄弟のため、片親の母が僕たちを学校に通わせるために苦労しています。奨学金のおかげで、僕は学校に通うことができます。将来は、建築家になりたいです。シラパコーン大学の建築学部に入ることを目指して一生懸命勉強します。」と話しました。

「建築家になりたい!」ジャカポン君と弊財団ウティット理事長

「建築家になりたい!」ジャカポン君と弊財団ウティット理事長

奨学金を受け取る高校生・シラー君は、現在24歳です。家庭の事情で入学が遅れました。敬虔なクリスチャンである父と母、妹の4人で、葉で屋根を葺いた高床式の家に暮らしています。家族に現金収入がほとんどないため、奨学金で学校に通うことができると話してくれました。授与式では、奨学生代表として得意な英語でスピーチし、感謝の気持ちと頂いた機会を大切にして、ベストを尽くして勉強することをお約束します、と話しました。

元・奨学生のティナパット君が会場に駆けつけ、後輩たちに励ましのメッセージを贈りました。ターソンヤン郡出身のティナパット君は、シーナカリンウィロート大学を卒業し、現在は報道番組用の映像を作成する仕事をしています。特に、地域の暮らしや文化、コミュニティを取り上げ活躍しています。

ドローンで撮影した故郷の写真をプレゼントするティナパット君

ドローンで撮影した故郷の写真をニコン・畠山様へプレゼントするティナパット君

日本のたくさんの方たちによるご支援が、ターク県の貧困世帯の子どもたちの夢を支えてくださっております。株式会社ニコン様からは、毎年中高生150人、大学生約25人をご支援くださっております。ターク県の奨学金授与式では、CSR推進部の畠山祐一様をお迎えし、奨学生たちへ激励のメッセージをいただきました。

創立100周年を迎えられた株式会社ニコン様より、10年奨学金をご支援いただいています。

創立100周年を迎えられた株式会社ニコン様より、10年奨学金をご支援いただいています。

ニコン様は、今年創立100周年を迎えられ、奨学金へのご支援は10年目となります。ターソンヤン郡での奨学金支給も10年を迎え、奨学生たちより、御礼のメッセージやカード等が贈られました。

奨学生たちが描いたポストカードを手に取る畠山様とウティット理事長

奨学生たちが描いたポストカードを手に取る畠山様とウティット理事長

畠山様、各学校の校長先生ならびに先生方、昨日は誠に有難うございました。皆様方と一同に介し、奨学生たちを励ます機会になりました。そして、本奨学金を応援してくださる全ての皆様に、心より御礼申し上げます。

来週土曜日は、パヤオ県で奨学金授与式を開催いたします。