パヤオ県奨学金授与式の開催

 

6月10日(土)、パヤオ県での奨学金授与式を開催しました。

 

山岳少数民族の人たちがたくさん住むタイ北部、パヤオ県。授与式は、華やかな伝統衣装を着たモン族の奨学生による歓迎のダンスからスタートしました。

 

奨学金を受け取った生徒たち

奨学金を受け取った生徒たち

 

今年パヤオ県では、175人の中高生と大学生たちに奨学金を授与します。対象校14校から、奨学生たちが、会場となったシャンティ学生寮*に集まりました。

会場に集まった奨学生たち

会場に集まった奨学生たち

 

奨学生代表のピヤダーさん(クンクワン・ウィタヤー学校、高校3年生)は、「奨学金を受けられることが、賞を受賞したことのように嬉しいです。一生懸命勉強します。」と抱負を語りました。

 

奨学金を受け取った生徒

奨学金を受け取った生徒

 

会場には、ウィチット校長先生(ポン・ラチャダーピセーク学校)や各学校の先生方、シーワン村長(ボーガーン村)、父兄の方が集まりました。

 

ウィチット校長先生(中央右)、学生寮長ガラン(中央左)とモン族の衣装を着てダンスを披露した奨学生たち

ウィチット校長先生(中央右)、学生寮長ガラン(中央左)とモン族の衣装を着てダンスを披露した奨学生たち

 

ウィチット校長先生は、これまでの村の困難な状況を振り返り、知足の教えに従う人々のエピソードに触れながら、奨学生たちへ励ましのメッセージを送りました。「10年後、30年後に自分が何をしているか、一人一人が考え、未来に向けて皆で歩んでいきましょう。」と話しました。

 

奨学金を受け取った男子生徒

奨学金を受け取った男子生徒

 

シーワン村長は、「皆さまの両親は農業をしている方も多いですね。生計はとても不安定です。それでも皆さんに、学校で学んでほしいと頑張っていると思います。たくさんの方が皆さんを応援していますので、この機会を有効に活用してください。」と話し、奨学生たちを励ましました。

 

シーワン村長から奨学金を受け取る大学生たち

シーワン村長から奨学金を受け取る大学生たち

 

大学生のスリーさんは、来年ラーチャパット・チェンライ大学を卒業します。中学1年から11年間奨学金を受けて学んだことを振り返り御礼を述べました。「私は学校の先生になりたい、その夢に向けて勉強しています。後輩の皆さんも、自分が好きなことは何か、将来何になりたいかをよく考えて、夢に向けて一緒に頑張りましょう。」と話しました。

 

奨学金を受け取った奨学生たち

奨学金を受け取った奨学生たち

 

寮生代表として、ユタガン君(高校2年生)は、「学びの機会を開いてくれる奨学金に感謝しています。僕が一生懸命勉強することで、見守ってくださる家族や先生、ご支援者様にお返しがしたいです。」と御礼の言葉を述べました。

 

パヤオ県の奨学生たち

パヤオ県の奨学生たち

 

バンコク、ターク県、パヤオ県で、困難な状況に置かれる子どもたちが、友人、先輩、先生、家族と地域の人たち、そして日本のご支援者の皆様から、たくさんの励ましを受けて、学びの機会に繋げています。奨学生たちを支えてくださる全ての皆様に、心より御礼申し上げます。

 

シャンティ学生寮の寮生たち。会場設営、受付などみんなで協力して式典を開催しました!

シャンティ学生寮の寮生たち。会場設営、受付などみんなで協力して式典を開催しました!

 

*シャンティ学生寮は、村から学校が遠いため通学が困難な少数民族の中高生を対象の寮で、今年で21年目を迎えます。モン族やミェン族の中高生30人が共同生活し、近くにある学校に通っています。寮では、職業訓練と自給自足を目指し、農作業に取り組んでいます。